どんな症状?熱中症

■熱中症の症状
 こわいこわい熱中症。では、どのような症状があれば、熱中症の恐れがあるのでしょう。
 まず、めまいがしたり、立ちくらみが起きたり、顔が火照るなどの症状が出たら、熱中症を疑いましょう。
 めまいの延長線上で、意識が遠のくこともあります。
 体が熱をため込むことで、だるさや吐き気が起こることがあり、また筋肉が痙攣したり、筋肉痛になったりします。
 発汗機能が正常でなくなるのも熱中症の特徴です。汗をかかなくなってしまうと、体温の上昇を防ぐことができず危険ですし、逆に、拭いても吹いても汗が出るような状況も、熱中症の症状のひとつです。
 風邪でもないのに、体温が高く、肌を触ると熱かったり、顔がほてり、皮膚が異常に赤くなるなどは、体温が上昇しているサイン。熱中症の恐れがあります。
 上記のような症状がさらに悪化していくと、めまいや立ちくらみを通り越して意識障害が起き、まっすぐ歩けなかったり、声をかけても答えられなかったり、返答がかみ合わないことがあります。このような時は、熱によって意識が混濁している可能性が高く、非常に危険です。
 また、筋肉系の異常により、ひきつけを起こしてしまったり、がくがくと、けいれんの症状がある時も、重度の熱中症にかかっている危険があります。特に、運動をしている時などは、通常の疲労と勘違いして、上記の症状に気が付かず、処置が遅れてしまうことがありますので注意しましょう。
 そして、最終的には意識をほとんど失い、水すら飲めなくなってしまいます。熱中症と言えば、とにかく水を飲ませたいところですが、症状がここまで進んでしまうと、無理に水を飲ませようとすると、水が気管に入ってしまう、誤飲を起こす可能性があり、非常に危険です。無理に水を飲ませることなく、救急車などをすぐ呼ぶようにしましょう。
 症状の状況にもよりますが、「涼しいところで休ませる」という対処だけでは、手遅れであることもあります。特に、意識障害の兆候がある時はすぐに救急車を呼ぶようにしましょう。